被災地を見る旅 奥松島~仙台編 [旅日記]
さて、今夜の宿泊地である仙台へ松島経由で向かいましょう。
本当は、松島湾を一望できるという「大高森登山 (標高103m) を予定していたのですが
雨天のために中止。
水没した東名・野蒜地区は車窓から見て、奥松島へ。
前記事でコメントくださった宮城在住のサエモンさんが、「奥松島も激しく津波の被害があった」と仰っていました。
すっかり片付いておりましたが、工事のダンプが行き交って邪魔になりそうだったので早々に退散。
湾岸沿いに進むと、牡蠣の養殖用ホタテ貝がいたるところに目に入ります。
牡蠣の養殖も三年かかってようやく道すじが見えているのだと、うれしくなりました。
牡蠣養殖をされてるお店に寄り、焼き牡蠣を堪能。
生食は3月まで、ということで5月いっぱい焼き牡蠣を店頭で売っておりました。
もちろん、おいしい!!
ここのお店で、活あなごを開いてもらったのと、牡蠣とイシガニを買い込み、後にしました。
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宿泊は、仙台駅東口から徒歩5分の東横イン。
ホテルに着いたのが、18時。
今夜行く予定の居酒屋さんに、17時予約していましたのでお茶を飲んでしばし休憩。。
この居酒屋さんも、事前にピックアップしてありました。
お昼は天ぷらでしたから、海のものをいただこうね。って。
居酒屋ごいち。
カウンター奥に通していただきました。
カウンターの中の板さん、若いです。 うちの息子よりちょっと上くらい?
きびきびと仕事をしてる姿が気持ちよいです。
飲み物、安いです。
かんぱい! マスター、運転お疲れさま。
突き出しは高野豆腐の炊いたもの。
予想していた甘い味でなく、、、、あら!おいしい。
お魚のお出汁ですね。甘味はなく、お酒のアテにぴったり。
ほや酢。
コレを食べに来た、といっても過言でありません。
うめー。
苦手だったマスターも「うめー。クセになる。」って喜んでいました。
お任せ三点盛り、頼みましょう。
いなだ、サーモン、ひらめ。
サーモンは苦手なのですが、これは脂っぽくなくて美味でした。
焼酎にチェンジ。
マスターが踊りそうに喜んだ一品。
牛タンの甘みそ煮込み。
ホロホロと柔らかく煮込んだブロック牛タンと味の沁みた大根。
何かの味に似てるな・・・って考えたら
缶詰めの「鯨の大和煮」のような味。
これはこれで美味しゅうございましたが、個人的にはドーンと焼いた牛タンがいいかな?
野菜の浅漬け。
これをオネイサンに注文したときが面白かった。
マスター 「お新香、ありますか?」
オネ 「すみません、お新香はないんです。。」
オネ 「浅漬けならあるのですが。。」
マスター 「浅漬けってお新香て何が違うの?」
オネ 「お新香というメニューがないんです。浅漬けになっちゃうんです。。」
マスター 「笑 笑 笑」
つる 「それでいいです。浅漬け、ください」
オネ 「はい、かしこまりました」
マスター、からかっちゃイケマセンよ~。まったく。
365日24時間ほぼ一緒なのに、こうしてふたりでじっくり話す時間もない毎日を過ごしています。
家のこと、親のこと、子どものこと、商売のこと、老後のこと・・・・
いろいろな話をしました。
いつもだったら焼酎のボトルなんてふたりで軽く空けちゃうのに、
半分残ったところで、お勘定。
オシャベリに花が咲き、あまり飲まずに食べずにお腹がいっぱいになってしまった夜でした。
仙台のkotobukimaruさんにお会いして、長州に行きたいと思っていたのですが、
残念ながら予定が合わず。また、長州もお休み。
機会があったらいずれ長州飲みをしたいと思っています♪
勢いで決めた石巻への旅でしたが、得るものも多く、
また実際にこの目で見て、震災を風化させることなく、できるかぎり被災地を応援したいと強く思いました。
杜の都仙台は、とっても良いところです♪
また、必ず行きます!
旅日記、おわり。